MOPAパルスレーザ

M7 Cシリーズ：YDFLP-C-20/30-M7-S-R(20W/30W MOPAファイバーレーザ)

　JPT M7シリーズ高出力パルスファイバーレーザーは、マスターオシレーターパワーアンプ（MOPA：主発振器出力増幅器）構成を採用しており、優れたレーザ性能と高レベルの時間的パルス整形制御性を示します。
　M7 Cシリーズは、コンパクトさを追求した小型で使いやすく汎用性に富んだファイバーレーザです。
　Qスイッチ技術と比較して、MOPA構成ではパルス繰り返し周波数（PRF）とパルス幅を個別に制御でき、上記のパラメーターのさまざまな組み合わせを調整することで、レーザのピークパワーを十分に維持することができます。
　また、Qスイッチでは制限される多くの材料処理に、JPTレーザは適しています。 より高い出力は、特に高速マーキングアプリケーションでその威力を発揮します。

アプリケーション

  • スクライビング、穴あけ
  • 表面処理
  • 板金切断、溶接
  • マークオンザフライ
  • 金属表面処理、コーティングの剥離

パラメーター

型名 YDFLP-C-20-M7-S-R YDFLP-C-30-M7-S-R
M2 <1.3
平均パワー（公称値) >20 W >30 W
最大パルスエネルギー 0.8 mJ
パルス繰返し周波数範囲 1〜4,000 kHz 
パルス幅 2〜350 ns  
長時間平均パワー安定性 <5 % 
冷却方式 空冷 
供給DC電圧 DC24V
消費電流 > 5 A <6 A
最大出力消費電力（@20℃） <120 W <144 W
中心発振波長 1064 nm
発振バンド幅@3dB <15 nm
偏光方向 ランダム 
反射防止保護機能 Yes 
出力ビーム径 7 ± 0.5 mm
出力調整範囲 0 〜 100 % 
動作温度 0 〜 40 ℃ 
保管温度 −10 〜 60 ℃ 
重正味量 4.4 kg 4.5 kg
寸法 (WxHxD:mm) 245 x 200 x 65

※仕様は予告なく変更されることがあります。最新の仕様については、お問合せ下さい。