MOPAパルスレーザ

M7 Eシリーズ 200W MOPAファイバーレーザ

　JPT M7シリーズ高出力ナノ秒パルスファイバーレーザは、マスターオシレータ・パワーアンプ（MOPA：主発振器出力増幅器）構造を採用しています。
　優れたレーザ性能と高いレベルの時間的パルス整形制御特性を有しています。
　Qスイッチング構造と比較して、MOPA構造ではパルス繰り返し周波数（PRF）とナノ秒のパルス幅を個別に制御することができます。パラメーターのさまざまな組み合わせを調整することにより、レーザのピーク出力を適切に維持できます。さらに、Qスイッチレーザでは制限されていた多くの材料にも加工を可能にします。
　より高い出力パワーは、特に高速マーキングのアプリケーションでその利点を遺憾なく発揮します。

アプリケーション

  • レーザによる錆除去
  • 表面処理
  • 薄板の切断・溶接
  • 彫刻、穴あけ
  • アノードとコーティングの剥離
  • オンザフライでマーキング

パラメーター

型名 YDFLP-E-200-M7-M-R YDFLP-E-200-M7-L-R YDFLP-E2-200-M7-M-R
M2 <1.6 <1.8 <1.6
光ファイバー長 5 m 3m 5m
平均パワー（公称値) >200 W
最大パルスエネルギー 1.5 mJ 2 mJ 1.5 mJ
繰返し周波数可変範囲 1〜4,000 kHz 
パルス幅可変範囲 2〜500 ns
長時間平均パワー安定性 <5 % 
冷却方式 空冷 
供給DC電圧 DC48V 
消費電力 <950 W  <830 W
供給電流 >15 A >14.6 A
中心発振波長 1064 nm
発振バンド幅@3dB <15 nm
偏光方向 ランダム
反射防止保護機能 Yes
出力ビーム径 7±1.0 mm 7±1.0 または11±1.0 mm 7±1.0 mm
出力調整範囲 0〜100 %
動作温度 0〜40 ℃
保管温度 −10〜60 ℃
重正味量 25.3 kg 10.5kg
寸法 (WxHxD) 483 x 351 x 133 mm 340 × 265 × 100 mm

※仕様は予告なく変更されることがあります。最新の仕様については、お問合せ下さい。