JPT社が開発した1W空冷個体UVレーザは、伝導熱放散と空気対流熱放散を組み合わせた熱管理モードを採用しています。
水冷の個体UVレーザと比較して、空冷個体UVレーザの最大のメリットは、煩雑な水循環システムを用いなくて済むことです。また、光学設計の面では、端面励起法、ホールド共振器構造、高効率A/O
Qスイッチ、安定非線形結晶位相整合モードを採用しています。
構造設計上、第一に、コンパクトで持ち運びができ、強くて美しい構造であること、第二に、電子制御設計の面では、レーザの正常な動作を効率的かつ着実に実現するために、モジュール化された設計思想が採用しています。さらに、完全なビーム品質、高い安定性、長い使用寿命、高い一貫性、便利な取り付けおよび保守操作の特性を有しています。なかでも、レーザはパルス幅が非常に狭く(10ns
@ 30KHz)、単一パルスのエネルギーとピークパワーが大幅に向上するため、精密加工に適しています。
型名 | DPSSLP-UV-1-A | |
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波長 | 355 nm | |
平均パワー | >1W @30kHz | |
パルス繰り返し周波数範囲 | 20kHz - 200kHz | |
空間モード | TEM00 (M2<1.2) | |
ビーム円形度 | >90 % | |
パルス幅 | <10 ns @30kHz | |
ビーム拡がり角 | ≦2 mrad | |
ビーム径 | 0.7 ±0.1 mm | |
偏光比 | 100:1 | |
平均出力安定性 | < ±3 %(24時間にわたり) | |
パルス安定性 | < 3 % rms | |
冷却方式 | 水冷 | |
動作 AC 電圧 | AC 220 V | |
消費電力 | 150 W | |
寸法 | 212 mm x 110 mm x 102.63 mm | |
重量 | ヘッド部:3.30 kg / 本体:8.65 kg |
※仕様は予告なく変更されることがあります。最新の仕様については、お問合せ下さい。